泣く子は育つ!?2歳の娘を見て考えてしまった話
2歳の長女“せり”は本当によく泣く。
「アレして、コレして、自分でやる」
気に沿わないことや上手くできないことがあると、すぐに泣いてしまう。
「子どもは一度にたくさんのことを思い浮かべることができへんから、一つのことで頭がいっぱいになったらそればっかり考えてしまうねん」
と、嫁が言う。
大人のように我慢したり、別のことで気を紛らわしたりできない分、一つのことに対してまっすぐになってしまうみたいだ。
それにしても執着心というのが凄い。
我慢比べだ!なんて意気込んだところで、子どもは30分でも泣き続けているから最終的には根負けしてしまう。
ただ、泣いている姿を見ていると本当に悔しい想いをしているんだろう。
そう思うと、ヒトは悔しい想いをして成長していくものなのか?と、ふと考えてしまった。
2歳の頃の自分については思い出せないが、これまでの自分のことを考えてみた。
どんなときにやる気と集中力が高まり、成果をあげてきたのか?
それって悔しい気持ちと、何としても成し遂げてやるという執着心が原動力だったんじゃないだろうか。
そういえばおじいちゃんが生前によく言っていた言葉があった。
「一心岩をも貫く(想いを貫き通せば願いが叶う)」という言葉だ。
これはまさに執着心!
“せり”、たくさん泣いて、たくさん悔しい想いをしなさい。
父は君のことをしっかり見ているから。
きっと君はもっと大きく成長していけるはず。
さぁ、父も負けてられないな!